Teamsの録画・録音を文字起こしする方法 - 保存場所、ダウンロード権限、120日の期限
会議が終わり、誰かが録画していた。議事録のため、欠席した人のため、あるいは一字一句正確に引用したい発言のために、テキストが必要です。Teamsはトランスクリプトを作ってくれますが、それは正しい設定がオンになっていた場合だけで、しかも決まった人にだけ、決まった期間だけです。この記事では、どこに何が保存されるのかと、きれいな文書にたどり着く2つの方法を紹介します。
Teamsは録画をどこに保存するか
多くの人が探し回るのがここです。Microsoftのドキュメント(2026年9月時点)によると:
- 予定された会議・今すぐ会議: 録画は開催者のOneDriveにあるRecordingsフォルダー(言語によっては翻訳された名前)に保存されます。開催者本人が参加していなくても同じです。
- チャネル会議: 録画はチャネルのSharePointサイトのドキュメント → Recordingsに保存されます。
- 1対1の通話・グループ通話: 録画を開始した人のOneDriveに保存されます。
いちばん早いのは、たいてい会議のチャットから開く方法です。録画がカードとして表示され、開くとOneDriveまたはSharePointのファイルに移動します。
見落としがちなポイントが2つあります。
- 参加者は視聴できても、たいていダウンロードはできません。 既定では、録画の編集・共有・ダウンロードができるのは開催者と共同開催者だけです。同じ組織のほかの参加者は閲覧のみ、外部ゲストは開催者が共有するまでアクセスできません。ダウンロードボタンが見当たらないのはこのためなので、開催者に頼みましょう。
- 録画には期限があります。 新しい録画とトランスクリプトは、既定で120日後に削除されます。管理者は日数を変更でき、教育機関向けのA1ライセンスでは上限が30日です。期限切れのファイルはごみ箱に移り、職場・学校アカウントでは93日間保持されます(管理者が変更していなければ)。大事な会議なら、今のうちにダウンロードしておきましょう。
目安として、Microsoftは録画1時間あたり約400MBとしています。
Teamsのトランスクリプトはどこにあるか(ある場合)
トランスクリプトがあるのは、会議中に誰かがトランスクリプションをオンにした場合だけです。機能自体はTeamsに含まれていますが、オンにできるかどうかは管理者の会議ポリシーで決まります。また、開催者が会議でCopilotをオフにすると、録画とトランスクリプションも一緒にオフになります。
オンになっていた場合は、会議のチャットを開き、まとめのタブ(Recap)からトランスクリプトを選びます。.docxまたは**.vtt**でダウンロードできますが、既定でダウンロードできるのは開催者と共同開催者だけです。各行には話者名とタイムスタンプが付いています。
方法1: トランスクリプトがある場合は、読みやすく整える
Teamsが出力する.docxは、名前、タイムスタンプ、短い一文が数百回くり返されるリストです。.vttは同じ内容を字幕形式にしたもの。言葉はすべて入っていますが、そのまま人に送れるものではありません。
.vttをダウンロードして、無料の字幕コンバーターに入れ、書き起こしを選んでWord用にコピーをクリックします。コンバーターはTeamsがファイルに書き込んだ話者名を読み取り、断片を段落につなぎ直し、話者が変わるたびに新しい段落を始めます。名前は太字になり、それぞれ書き換えられるので、アカウント名を下の名前に置き換えるといったこともできます。処理はすべてブラウザー内で行われ、トランスクリプトがパソコンの外に出ることはありません。
方法2: 録画しかない場合
トランスクリプションがオフだった、開催者ではない、会議が2か国語だった、言葉以上のものが欲しい。そんな場合でも、MP4さえあればテキストは手に入ります。
- OneDriveまたはSharePointからMP4をダウンロードします。できなければ開催者に送ってもらいます。
- Speechoにアップロードします。音声はブラウザー内で抽出されるので、1時間の録画でもすぐにアップロードできます。
- 話者識別をオンにすると、ひとかたまりの文章ではなく、話者ラベル付きの対話として結果が返ってきます。
- エクスポート → DOCXで、きちんと段落に分かれたWord文書になります。同じトランスクリプトから、タスク付きの要約や他言語への翻訳も作れます。
話者は最初「話者1」「話者2」と表示されます。一度名前を付ければ、すべての行に反映されます。料金はアップロードした分数だけで、サブスクリプションは不要。最初の15分は無料です。
どちらの方法を選ぶべきか
Teamsがトランスクリプトを作っていて.vttをダウンロードできるなら、方法1。無料で2分です。トランスクリプトがない、ダウンロード権限がない、要約や翻訳も欲しいなら、方法2です。そして半年後にまた必要になりそうな会議なら、どちらの方法を選ぶにしても、録画は今日ダウンロードしておきましょう。120日のカウントは会議が終わった時点から始まっています。