音声の背景ノイズを除去
背景ノイズを除去するには、録音をここにドロップして「ノイズを除去」を押すだけ。オープンソースのAIモデルが、ハム音・ヒスノイズ・ファンの音・街の騒音を声から取り除きます。処理はすべてブラウザ内。前後を聞き比べて、MP3またはWAVでダウンロードできます。無料、登録不要、アップロードなし。
マイクで録音してから、そのテイクをきれいにします。ここではブラウザ自身のノイズ抑制をオフにしているので、まず部屋の実際の音が聞こえます。
| 処理前 | 処理後 | |
|---|---|---|
| 背景ノイズ | - | - |
| ノイズに対する声の大きさ | - | - |
初回はノイズモデル(約12 MB)をダウンロードします。次回からはブラウザに保存されたものを使います。
アップロードは一切ありません。録音はこのタブ内で処理され、タブを閉じると消えます。
ノイズ除去の仕組み
処理を行うのは、オープンソースの音声強調モデル DeepFilterNet 3 です。ページはこのモデルを一度だけダウンロードし、ブラウザのバックグラウンドスレッドで実行して、録音を10ミリ秒ずつ渡します。モデルは区切りごとにどこが声でどこがノイズかを判断し、強さの設定が許す分だけノイズを下げます。弱は6 dB、中は12 dB、強は16 dBまでです。これより強い設定はあえて用意していません。それ以上では、ハム音や大きなノイズがあるとモデルが声まで削り始めるためです。その後、処理した声を元の音量に戻すので、前後を公平に聞き比べられます。
コツは2つ。マイクの近くで録った音声は、部屋の反対側から録った音声よりずっときれいになります。残すべき声が多いからです。そして、まずは中か弱から試してください。除去するノイズが少ないほど、声がゆがみにくくなります。文字起こしだけが目的なら、ノイズ除去は不要です。Speechoはノイズのある録音もそのまま文字起こしでき、音質チェッカーで処理が必要かどうかを確認できます。
よくある質問
録音がデバイスの外に出ることはありますか?
ありません。ファイルの読み込み、ノイズ除去、MP3への変換はすべてこのブラウザのタブ内で行われます。ダウンロードされるのはspeecho.appからのノイズモデルだけです。ブラウザのネットワークタブで確認できますが、録音はどこにも送信されません。
どんなノイズが消えて、何が残りますか?
一定または繰り返しの背景音向けです:エアコン、扇風機、パソコンのファン音、安いマイクのヒスノイズ、車の音、雨、キーボードの音。音楽、テレビ、他の人の話し声、広い部屋の反響はほぼ残ります。モデルにとってはそれらも声のように聞こえるためです。
どの強さを選べばいいですか?
ほとんどの録音には「中」が合います。「弱」は部屋の雰囲気を少し残すので、インタビューや屋外での録音で自然に聞こえます。「強」は大きなハム音やヒスノイズ向けです。「強」でも間には少しノイズをあえて残します。すべて消すと声が途切れるためです。強さを変えて何度でもやり直せます。元のファイルが変更されることはありません。
処理後のファイルがモノラル・48 kHzなのはなぜですか?
モデルは48 kHzの1チャンネルで動作するため、ステレオは事前にミックスされ、他のサンプリングレートは変換されます。声の場合、聞いてわかる劣化はありません。MP3は128 kbps、WAVは編集用の16ビットです。
録音はどのくらいの長さまで対応していますか?
ファイルは1つ60分まで、ページ上での録音は30分までです。録音全体をタブのメモリに保持するため、スマートフォンやタブレットではどちらも15分までです。最近のノートパソコンなら1時間の音声を数分で処理できます。スマートフォンはその数倍かかります。
オンラインのAI音声補正ツールとの違いは?
Adobe Podcast Enhanceをはじめ、オンラインの補正ツールの多くはファイルを自社サーバーにアップロードし、ログインを求めます。また多くは生成AIで声を作り直すため、声の印象が変わることがあります。このツールはノイズを下げるだけで、声は録音したまま、ファイルをアップロードすることもありません。
文字起こしの前にノイズを除去すべきですか?
通常は不要です。音声認識は一定のノイズには強く、強いノイズ除去は認識に必要な子音を弱めてしまうことがあります。まず一部を文字起こしして、言葉が抜けるときだけ処理してください。音質の悪い録音を直すガイドで、直す価値のある問題がわかります。