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title: "ADA第II編と大学の動画：規則が求めるもの、そして動いた期日"
description: "公立大学は動画にWCAG 2.1 AAの水準で字幕を付ける義務があります。期日は暫定最終規則で2027年4月26日に移りました。誰が対象になるのか、何が字幕として認められるのか、何が除外されるのか、そして適合に1時間あたりいくらかかるのかを整理します。"
canonical: "https://speecho.app/ja/blog/ada-title-ii-video-captions-universities/"
language: "ja"
author: "Speechoチーム"
date_published: 2026-08-30
date_modified: 2026-08-30
publisher: "Speecho"
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# ADA第II編と大学の動画：規則が求めるもの、そして動いた期日

> 公立大学は動画にWCAG 2.1 AAの水準で字幕を付ける義務があります。期日は暫定最終規則で2027年4月26日に移りました。誰が対象になるのか、何が字幕として認められるのか、何が除外されるのか、そして適合に1時間あたりいくらかかるのかを整理します。

_Speechoチーム · 2026-08-30 · Canonical: https://speecho.app/ja/blog/ada-title-ii-video-captions-universities/_

*これは公表された規則を素直に読んだものであり、法的助言ではありません。所属機関に法務担当がいるなら、最終的な判断はそちらにあります。*

公立大学で広報を担当しているなら、ADA第II編への適合をうたうベンダーのページを一度は送りつけられているはずです。そしてそのページは、たいてい打ち合わせを求めてきます。ここでは同じ内容を、打ち合わせなしでお伝えします。

## 誰が対象になるか

ADA第II編にもとづく司法省のウェブアクセシビリティ規則は、**州および地方の政府機関**を対象とします。ここには公立の大学・カレッジのほか、市、郡、学区、特別区が含まれます。私立の教育機関はこの規則の対象ではありません。第III編にもとづく別の義務がありますが、それをこの規則が変えることはありません。

この規則で他の何よりも重要なのは2つです。基準と、期日です。

**基準はWCAG 2.1のレベルAAです。** 「精神としてアクセシブル」ではありません。公表され、検証できる特定のバージョンのWeb Content Accessibility Guidelinesが、ウェブコンテンツとモバイルアプリに適用されます。

**期日は動きました。** 当初の期限は2026年4月と2027年4月でした。2026年4月20日、司法省は[暫定最終規則](https://www.ada.gov/resources/2024-03-08-web-rule/)を出し、どちらも1年延ばしました。

| 対象 | 適合期日 |
|---|---|
| 人口50,000人以上 | **2027年4月26日** |
| 人口50,000人未満、および特別区の政府すべて | **2028年4月26日** |

大規模な州立大学システムは1行目に該当します。2026年4月を目標に動いてきたなら、なかったはずの1年が手に入ったことになります。「延期された」を「なくなった」と受け取ってきたなら、残りは8か月ほどです。

## WCAG 2.1 AAが動画に実際に求めていること

ベンダーのページがたいてい飛ばすのがこの部分です。短く、しかも検証できてしまうからです。動画が通るかどうかを決めるのは、3つの達成基準です。

- **1.2.2 キャプション（収録済）— レベルA。** *「同期したメディアに含まれるすべての収録済の音声コンテンツに対して、キャプションが提供されている。ただし、その同期したメディアがテキストのメディア代替であり、かつ、そのように明確にラベル付けされている場合は除く。」* サイトにある録画講義、プロモーション動画、パネルディスカッションのすべてが対象です。
- **1.2.4 キャプション（ライブ）— レベルAA。** ライブの同期したメディアにも字幕が必要です。卒業式の配信、ライブ配信の講義、中継される理事会。
- **1.2.5 音声解説（収録済）— レベルAA。** 収録済みの動画には、映っているが語られていない内容の音声解説が必要です。これは決まって忘れられますが、満たさなければならないレベルにあります。

ここに書かれて*いない*ことに注目してください。字幕を人間が作らなければならないとは書いていませんし、ベンダー名も出てきません。基準が求めているのは、字幕が存在すること、同期していること、そして音声の内容を伝えることです。誤った言葉が並ぶ字幕トラック、正しい言葉が2秒遅れて出る字幕トラックは、音声を伝えていません。アップロードしたままの自動字幕がたいてい通らない正直な理由はここにあり、これはライセンスの問題ではなく品質の問題です。

## 字幕を付けなくてよいもの

この規則には実効性のある例外があり、それを丁寧に読むことは、今年やる作業のなかでいちばん安上がりです。司法省自身の要約から。

1. **アーカイブされたウェブコンテンツ。** ただし4つの条件をすべて満たす必要があります。適合期日より前に作成されたこと、参照または記録保存のためだけに保持されていること、指定されたアーカイブ領域に保存されていること、アーカイブされて以降変更されていないこと。学生がいまも案内されている講義録画は、どのフォルダに入っていようとアーカイブではありません。
2. **既存の従来型の文書。** 適合期日より前からサイトにあったWord、PDF、プレゼンテーション、表計算のファイル。現在も行政サービスの利用に使われている文書については、この例外は外れます。
3. **第三者のコンテンツ。** 一般の人や、無関係な第三者が投稿したコンテンツ。機関自身が投稿したものは、どこにホストされていようと第三者のコンテンツではありません。
4. **個人ごとのパスワード保護された文書。** 特定の個人、資産、口座に関するファイル。
5. **既存のソーシャルメディア投稿。** 適合期日より前に行われた投稿。

まとめて読むと、実務的なことが見えてきます。義務が最も重くのしかかるのは、これから公開するもの、そしていまも人を積極的に誘導している古い資料です。「実際にリンクされている」ものと「本当にアーカイブされている」ものを分ける棚卸しは、どんなツールよりも作業量を減らします。

## 適合にかかる1時間あたりのコスト

ここで数字がおかしくなります。同じ成果物が、桁が2つ違う価格で売られているからです。

| 手段 | 1分あたりの価格 | 動画1時間あたり |
|---|---|---|
| [3Play Media](https://www.3playmedia.com/plans-pricing/)、営業10日納品 | $1.90 | $114 |
| 3Play Media、営業2日納品 | $2.60 | $156 |
| 3Play Media、2時間納品 | $6.00 | $360 |
| [Rev](https://www.rev.com/pricing)、人手による字幕（英語） | $1.99 | $119 |
| Rev、AI字幕 | $0.25 | $15 |
| Speecho、従量課金 | $0.014〜$0.021 | **$0.83〜$1.25** |

これらは同じ製品ではありません。同じだと言い張るのは、この記事がやるまいとしている売り込みそのものです。1時間$114の層には、ファイルを最後まで聴き、結果に責任を負う人間が含まれます。1時間$1の層は、自分で読み直す必要のある機械の文字起こしです。

問題は、自分たちの実際の作業量にどちらが必要かです。部署が公開する動画が月に4時間——講義録画が数本、記者会見が1本、寄付者向け動画が1本——なら、人手のサービスを使う道は年間で約$5,500、機械を使う道は約$50に自分の時間を足したものになります。年に400時間公開していて、そのどれも誰もチェックしていないなら、どの層を選んでも救われません。破綻するのは予算ではなく品質だからです。

## 実際に通るワークフロー

予算より動画のほうが多い広報部署にとって、うまくいく形はこれです。そして3番目のステップだけは省けません。

1. **文字起こしを作る。** 録画をアップロードすると、タイムスタンプ付きの文字起こしと`.srt`または`.vtt`ファイルが返ってきます。[Speecho](https://my.speecho.app)なら1時間ぶんが約1ドル、処理は数分で、サブスクリプションは不要です。動画の量にムラがあるとき——卒業式の週に3時間、7月はゼロ——これが効いてきます。
2. **タイミングを点検する。** 機械の字幕はたいてい正確なのに、それでも読みづらい。素のセグメントが読む速さを無視しているからです。私たちの[無料の字幕読みやすさチェッカー](/ja/tools/subtitle-readability-checker/)は、放送の慣習——1秒17文字、1行42文字、キューごとの最短表示時間——に照らしてファイルを測り、どのキューが外れているかを示します。[その数字の背景にあるルール](/ja/blog/subtitle-timing-rules/)は、一度だけ10分かけて読む価値があります。
3. **人に読ませる。** 人名、略語、部署名、招待講演者の所属。音声認識が間違えるのはまさにここで、聴衆が気づくのもまさにここです。動画1時間につき10分の校正が、音声を伝える字幕トラックと、形だけ存在する字幕トラックを分けます。このステップを適合義務から取り除けるツールは、私たちのものを含めて存在しません。

そのうえで、映像が音声にない情報を担っているもの——実演、画面上のグラフ、無音のBロール——には音声解説の工程を足してください。

## 部署向け1ページのチェックリスト

- どちらの期限に該当するか確認する。対象人口が50,000人以上なら2027年4月26日、それ以外は2028年4月26日。
- 公開済みの動画を棚卸しし、*実際にリンクされている*ものと*本当にアーカイブされている*ものに分ける。それぞれが本当はどちらのフォルダにあるのか、正直に判断すること。
- 実際にリンクされているものすべてに字幕を付ける。まず収録済み（1.2.2はレベルA）、次にライブ配信（1.2.4）。
- 映像が語られない情報を担っている箇所には音声解説を足す（1.2.5）。
- 誰が校正するのか、それにどれだけ時間がかかるのかを書き出す。担当者の名前がないワークフローは、精度で失敗するワークフローです。
- 字幕ファイルを保管する。`.srt`と`.vtt`はプレーンテキストで、あなたのものであり、今年使っているどのプラットフォームよりも長く残ります。私たちの[無料のコンバーター](/ja/tools/subtitle-converter/)なら、何もアップロードせずに形式を相互に変換できます。

この規則が求めているのは字幕制作の契約ではありません。正確で、同期していて、そこに存在する字幕です。どうやってそこに至るかは各部署に委ねられていて、たいていの部署にとっての正直な答えは、安価な文字起こしと丁寧な読み手であって、発注書ではありません。
